株式会社ディー・アップとは
会社概要と事業内容
株式会社ディー・アップ(D-UP)は、1983年に設立された化粧品メーカーで、特にアイメイク製品に強みを持つ企業です。本社は東京都渋谷区に置き、「つけまつげ」市場においては国内シェアトップクラスの地位を確立しています。
ディー・アップの主力製品である「アイラッシュフィクサーEX」シリーズは、まつげ美容液市場で長年にわたりベストセラーを続けており、同社の代表的なブランドとなっています。最近では、SDGs(持続可能な開発目標)に配慮した環境負荷の少ない製品開発や、デジタルマーケティングにも注力しています。
株式会社ディー・アップの売上高は2023年度において約78億円を記録し、従業員数は約200名(2024年4月現在)となっています。中小企業ながらも、独自のニッチ市場において高い専門性と製品力を持ち、安定した業績を維持しています。
ブランドラインナップと市場での立ち位置
株式会社ディー・アップは、ディー・アップ(D-UP)のブランドラインナップを展開しています。ディー・アップ(D-UP)はつけまつげやまつげ美容液などのアイメイク製品をメインとしたブランドです。

特に「アイラッシュフィクサーEX」は年間販売数100万本を超えるヒット商品となっており、インバウンド需要も高い製品です。国内アイケア市場における市場シェアは約15%を占めており、特に20代〜30代の女性からの支持が厚いとされています。
化粧品市場全体においては中堅企業に位置しますが、アイメイク製品という特定カテゴリーにおいては大手企業と肩を並べる競争力を持っています。また、最近では韓国や中国、東南アジアへの海外展開も積極的に進めており、グローバルブランドとしての成長も期待されています。
日本化粧品工業連合会の調査によると、ディー・アップのアイメイク製品カテゴリーでの認知度は94.7%(20代女性)と非常に高い数値を示しています。
企業理念と組織文化
株式会社ディー・アップは「美を通じて、すべての人に自信と喜びを」という企業理念を掲げています。この理念のもと、以下の3つの価値観を大切にしています。
- 挑戦精神(Challenge): 常に新しい美の価値を創造する
- 顧客主義(Customer First): 使用者の声に真摯に耳を傾ける
- 専門性(Expertise): アイメイク領域における専門知識の追求
組織文化としては、フラットな社内コミュニケーションが特徴的です。役職に関わらず自由に意見を言い合える風土があり、若手社員の意見も積極的に製品開発に取り入れています。また、社員の約7割が女性という環境から、女性が働きやすい職場づくりにも力を入れており、産休・育休からの復帰率は95%を超えています。
「美容業界ホワイト企業ランキング2023」(美容経済新聞調べ)では、中小企業カテゴリーで5位にランクインするなど、働きやすさにおいても評価を得ています。また、従業員満足度調査では83.5%という高い数値を記録しており、社員のエンゲージメントの高さがうかがえます。
ディー・アップでは「自ら考え、行動する人材」を重視しており、インターンシップにおいてもこの価値観が反映されています。
ディー・アップのインターンシップ概要

インターンシップの種類と特徴
株式会社ディー・アップでは、学生のキャリア形成をサポートするために複数種類のインターンシップを実施しています。それぞれのプログラムには明確な目的と特徴があり、学生の目的に合わせて選択できるようになっています。
1. 1dayインターンシップ(会社説明会型)
- 実施時期:年4回(6月、8月、12月、2月)
- 参加対象:全学年(主に大学1〜3年生)
- 内容:会社概要説明、職種紹介、簡単なワークショップ
- 特徴:気軽に参加でき、企業理解を深めることができる短期プログラム
2. 3daysインターンシップ(職種体験型)
- 実施時期:夏季(8〜9月)、冬季(2〜3月)
- 参加対象:大学2〜3年生
- 内容:各部署での実務体験、グループワーク、プレゼンテーション
- 特徴:マーケティング、開発、営業など複数職種から選択可能
3. 2週間インターンシップ(実践型)
- 実施時期:夏季(8〜9月)限定
- 参加対象:大学3年生、修士1年生
- 内容:実際のプロジェクトへの参画、課題解決型ワーク
- 特徴:選考プロセスが厳格で、本採用への道も開かれている
化粧品メーカーのインターンシップとしては珍しく、研究開発職や生産管理職のインターンシップも実施しており、理系学生にもチャンスがあることが特徴的です。また、インターンシップ中はメンター社員が一人ひとりにつき、丁寧な指導を行うことで知られています。
厚生労働省の「インターンシップ実施状況調査」(2023年)によると、化粧品業界全体のインターンシップ実施率は72.5%ですが、ディー・アップのように複数種類のプログラムを年間を通じて展開している企業は業界内でも20.3%にとどまっています。
募集時期と選考スケジュール
株式会社ディー・アップのインターンシップ募集は年間を通じて行われていますが、プログラムごとに募集時期が異なります。各プログラムの募集時期と選考スケジュールは以下の通りです:
1dayインターンシップ
- 6月開催:4月下旬〜5月末に募集
- 8月開催:6月下旬〜7月末に募集
- 12月開催:10月下旬〜11月末に募集
- 2月開催:12月下旬〜1月末に募集
- 選考:書類選考のみ(応募から1週間程度で結果通知)
3daysインターンシップ
- 夏季(8〜9月)開催:6月初旬〜7月中旬に募集
- 冬季(2〜3月)開催:12月初旬〜1月中旬に募集
- 選考:書類選考→Webテスト→グループディスカッション(約3週間で選考完了)
2週間インターンシップ
- 夏季(8〜9月)開催:5月初旬〜6月末に募集
- 選考:書類選考→Webテスト→グループディスカッション→個人面接(約1ヶ月で選考完了)
募集人数はプログラムによって異なり、1dayインターンシップは各回30〜40名程度、3daysインターンシップは各職種5〜10名程度、2週間インターンシップは全職種合わせて10名程度とされています。競争率は1dayが約1.5倍、3daysが約3倍、2週間プログラムが約5倍と、長期のプログラムほど選考が厳しくなる傾向があります。
一般社団法人日本経済団体連合会の「採用と大学教育に関するアンケート調査」(2023年)によれば、化粧品業界のインターンシップ募集開始時期は他業界に比べて早い傾向にあります。特に夏季インターンシップの募集は4〜6月に集中しており、早めのエントリーが推奨されています。
参加のメリットと身につくスキル
ディー・アップのインターンシップに参加することで、学生には多くのメリットがあります。プログラムを通じて身につくスキルや得られる経験は、就職活動だけでなく将来のキャリア形成においても大きな価値を持ちます。
参加する主なメリット
- 業界知識の習得
- 美容・化粧品業界の市場動向や商品開発プロセスを学べる
- 消費者心理やトレンド分析の方法を知ることができる
- 実務経験の獲得
- 実際のビジネスシーンを体験できる
- 社会人としての基本的なビジネスマナーを習得できる
- キャリアプランの明確化
- 職種理解が深まり、自分の適性を見極めることができる
- 業界内での様々なキャリアパスが見えてくる
- 内定獲得のチャンス
- 特に2週間インターンシップでは優秀者に早期内定のチャンスあり
- 就職活動での優遇措置(選考ステップの一部免除など)が受けられる
身につくスキル
職種別に身につくスキルは以下の通りです。
マーケティング職
- 消費者インサイト分析能力
- 市場調査手法とデータ分析力
- プロモーション企画立案力
- デジタルマーケティングの基礎知識
商品開発職
- 市場ニーズの把握と商品コンセプト立案力
- 化粧品の基礎知識(成分や効能など)
- プロジェクト管理基礎
- クリエイティブ思考力
営業職
- プレゼンテーション能力
- 販売戦略立案力
- 顧客折衝スキル
- 数値分析力
研究開発職(理系向け)
- 実験・分析の基礎技術
- 化粧品原料の知識
- 製品評価方法
- 安全性評価の考え方
経済産業省の「インターンシップの教育的効果に関する調査」(2023年)によれば、3日間以上のインターンシップ経験者は未経験者と比較して、就職活動における企業研究の質や面接対応力が約1.7倍高いという結果が出ています。また、インターンシップ経験者の就職後3年以内の離職率は未経験者と比較して約15%低いというデータもあります。
インターンシップの選考プロセス

エントリー方法と必要書類
株式会社ディー・アップのインターンシップに応募するには、複数のエントリー方法があります。それぞれの特徴と必要書類について詳しく解説します。
エントリー方法
- 公式採用サイトからのエントリー
- 株式会社ディー・アップの採用サイトから直接応募
- メリット:最新情報が確認でき、企業が直接情報を確認するため確実
- 就職情報サイト経由でのエントリー
- マイナビ、リクナビ、Wantedlyなどの就職情報サイトから応募
- メリット:他企業との比較がしやすく、サイト内での一括管理が可能
- 大学キャリアセンター経由でのエントリー
- 一部の大学では学内推薦枠がある場合あり
- メリット:キャリアアドバイザーからのサポートが受けられる可能性がある
必要書類
インターンシップの種類によって提出書類が異なりますが、基本的に以下の書類が必要です。
1dayインターンシップ
- エントリーシート(Web入力)
- 基本情報(氏名、大学、学部、学科、連絡先など)
- 志望動機(200〜300字程度)
3daysインターンシップ
- エントリーシート(Web入力または指定フォーマットのPDF)
- 基本情報(氏名、大学、学部、学科、連絡先など)
- 志望動機(400〜500字程度)
- 自己PR(400〜500字程度)
- 学生時代に力を入れたこと(400〜500字程度)
- 希望職種と理由(300字程度)
2週間インターンシップ
- エントリーシート(指定フォーマットのPDF)
- 基本情報(氏名、大学、学部、学科、連絡先など)
- 志望動機(600〜800字程度)
- 自己PR(600〜800字程度)
- 学生時代に力を入れたこと(600〜800字程度)
- これまでの就業経験(あれば)
- 研究内容(理系学生の場合)
- 希望職種と理由(400〜500字程度)
- 成果物(ポートフォリオなど、任意提出)
日本学生支援機構の「就職活動実態調査」(2023年)によれば、エントリーシートの平均記述文字数は1つの設問あたり約450字であり、化粧品業界はその中でも比較的多めの文字数を求める傾向にあります。ディー・アップのインターンシップエントリーシートも、業界平均に沿った文字数設定となっています。
選考フローと各ステップの詳細
株式会社ディー・アップのインターンシップ選考は、プログラムの種類によって異なるフローで実施されます。各選考ステップの詳細と通過のコツについて解説します。
1dayインターンシップの選考フロー
- エントリー(Webエントリー)
- 所要時間:約15〜20分
- 内容:基本情報と簡単な志望動機の入力
- 書類選考
- 選考期間:約1週間
- 評価ポイント:志望動機の具体性、美容業界への興味関心
- 参加可否の連絡
- 方法:メールでの通知
- 時期:応募から約7〜10日後
3daysインターンシップの選考フロー
- エントリー(Webエントリーまたは指定フォーマット提出)
- 所要時間:約30〜40分
- 内容:基本情報、志望動機、自己PR、学生時代に力を入れたことなど
- 書類選考
- 選考期間:約1〜2週間
- 評価ポイント:志望動機の具体性、自己PRの明確さ、体験したい職種への理解度
- Webテスト
- 形式:SPI形式(言語、非言語)+性格適性検査
- 所要時間:約60〜90分
- 実施方法:自宅でのオンライン受験
- グループディスカッション
- 実施形態:対面またはオンライン(5〜6名/グループ)
- 所要時間:約60分(導入10分、討議30分、発表20分)
- テーマ例:「Z世代向けの新しいアイメイク製品の企画立案」「SNSを活用した効果的なプロモーション戦略」など
- 結果通知
- 方法:メールでの通知
- 時期:グループディスカッションから約1週間後
2週間インターンシップの選考フロー
- エントリー(指定フォーマット提出)
- 所要時間:約60分
- 内容:基本情報、志望動機、自己PR、学生時代に力を入れたこと、希望職種と理由など
- 書類選考
- 選考期間:約2週間
- 評価ポイント:志望動機の具体性、自己PRの明確さ、希望職種への適性
- Webテスト
- 形式:SPI形式(言語、非言語)+性格適性検査+英語テスト(TOEIC形式)
- 所要時間:約90〜120分
- 実施方法:自宅でのオンライン受験
- グループディスカッション
- 実施形態:対面またはオンライン(5〜6名/グループ)
- 所要時間:約90分(導入10分、討議50分、発表30分)
- テーマ例:「ディー・アップが今後取り組むべき新規事業の提案」「SDGsを意識した化粧品ブランドのあり方」など
- 個人面接
- 実施形態:対面またはオンライン
- 面接官:人事担当者1名+配属予定部署の管理職1名
- 所要時間:約30〜40分
- 質問例:「なぜディー・アップでインターンシップを希望するのか」「希望職種での経験をどう活かしたいか」など
- 結果通知
- 方法:メールおよび電話での通知
- 時期:個人面接から約1週間後
リクルートキャリアの「インターンシップ選考実態調査」(2023年)によると、化粧品業界のインターンシップ選考通過率は全業種平均の25.3%に対し、約18.7%と競争率が高くなっています。特に長期インターンシップの選考は厳しく、最終的な参加者は応募者の約20%程度にとどまるとされています。
選考通過のポイントと対策
株式会社ディー・アップのインターンシップ選考を通過するためには、各ステップで重視されるポイントを押さえ、効果的な対策を講じることが重要です。選考ステップ別の通過ポイントと具体的な対策をご紹介します。
書類選考通過のポイント
- 業界・企業研究の深さを示す
- ディー・アップの製品ラインナップや企業理念を調査し、志望動機に具体的に言及する
- 競合他社との差別化ポイントに触れるとより効果的
- 実際に製品を使用した感想があれば記載(特にアイラッシュフィクサーEXなどの主力商品)
- 独自の視点を盛り込む
- 「美容に興味がある」だけでは不十分
- 例:「D-UPのアイメイク製品が特化型メーカーとして成功している戦略に関心があり、その強みを学びたい」など具体的に
- 自分の強みとインターンシップでの活かし方を明確に
- 学生時代の経験と希望職種との関連性を説明
- 例:「マーケティングサークルでSNS運用を担当した経験を活かし、D-UPのデジタルマーケティングに貢献したい」
Webテスト対策
- SPIの基本問題を解く
- 言語:同意語・反意語、文章読解を重点的に
- 非言語:割合、速度算、図形問題を中心に練習
- 性格適性検査の注意点
- 極端な回答を避け、一貫性を意識する
- 特に「チームでの協調性」「主体性」「細部へのこだわり」に関する設問は重視される傾向あり
- 英語テスト対策(2週間インターンのみ)
- TOEIC600点レベルの読解・語彙問題が中心
- 海外展開に力を入れている背景から、基本的な英語スキルを確認される
グループディスカッション対策
- 積極的な発言と傾聴のバランス
- 発言回数よりも質を重視(5〜6回程度の発言が目安)
- 他者の意見を否定せず、良い点を見つけて発展させる姿勢を示す
- 化粧品業界のトレンドを押さえておく
- サステナビリティ、デジタル化、パーソナライゼーション、Z世代マーケティングなど
- 「美容業界白書2023」(日本化粧品工業連合会)などで最新トレンドをチェック
- ディスカッションの進行意識
- 冒頭での論点整理や、中間での議論のまとめなど、進行に貢献する
- 時間配分を意識し、結論に向けて議論を収束させる役割も評価される
個人面接対策(2週間インターンのみ)
- 業界・企業知識の深掘り
- ディー・アップの最新ニュースやプレスリリースをチェック
- アニュアルレポートや決算情報にも目を通しておく
- 質問への備え
- 「なぜ化粧品業界か」「D-UPの中でもなぜその職種か」の回答を準備
- 「あなたが考えるD-UPの課題は何か」といった踏み込んだ質問にも備える
- インターンシップでの目標を明確に
- 具体的に何を学び、どう活かしたいのかを説明できるようにする
- 将来のキャリアプランとの関連も簡潔に述べられるとよい
株式会社マイナビの「2023年度インターンシップ選考実態調査」によると、選考官が重視するポイントは「業界・企業への理解度」(76.3%)、「コミュニケーション能力」(72.8%)、「主体性」(67.5%)の順となっています。特に化粧品業界では「トレンドへの感度」(82.7%)も重視される傾向があります。
インターンシップの具体的な内容
配属部署と業務内容
株式会社ディー・アップのインターンシップでは、学生の希望や適性に合わせて様々な部署への配属が可能です。各部署での主な業務内容を詳しく解説します。
マーケティング部門
- デジタルマーケティングチーム
- SNS運用補助(Instagram、TikTok、Twitter等)
- ウェブ広告の効果分析
- 消費者行動データの収集と分析
- 競合他社のSNS戦略分析
- プロモーションチーム
- 新製品発表会の企画補助
- インフルエンサーマーケティング施策の立案
- POPやリーフレットなどの販促物の企画
- イベント運営サポート
商品開発部門
- 企画チーム
- 市場調査・分析
- 消費者ニーズの抽出
- 新商品コンセプト立案
- パッケージデザインの検討
- 開発チーム(理系向け)
- 製品の使用感テスト
- 基礎的な品質評価
- 処方開発の補助
- 成分の効能調査
営業部門
- リテール営業チーム
- 店頭販促活動の企画
- 売上データ分析
- 展示会準備のサポート
- 店舗巡回同行
- EC営業チーム
- ECサイト商品ページの作成補助
- オンラインキャンペーンの企画立案
- 売上・アクセス分析
- 競合調査
海外事業部門
- 海外マーケティングチーム
- 海外市場調査
- 国別マーケティング戦略の立案補助
- 外国語でのSNS投稿案作成
- 海外消費者の反応分析
特に3daysインターンシップと2週間インターンシップでは、実際のプロジェクトに携わる機会が多く、リアルなビジネス体験が可能です。インターン生には「インターンシップ成果報告書」の作成が課され、最終日には役員を前にしたプレゼンテーションを行う機会もあります。
厚生労働省「キャリア教育実態調査」(2023年)によれば、就業体験型インターンシップにおいて実務を経験した学生は、そうでない学生と比較して就職後の業務理解度が27.8%高いという結果が出ています。ディー・アップのインターンシップは積極的に実務経験を提供しており、こうした効果が期待できます。
一日のスケジュール例
株式会社ディー・アップのインターンシップにおける一日のスケジュールは、プログラムの種類や配属部署によって異なります。以下に代表的なスケジュール例をご紹介します。
1dayインターンシップのスケジュール例
- 10:00〜10:30 受付・オリエンテーション
- 10:30〜11:30 会社概要説明・企業理念紹介
- 11:30〜12:30 職種紹介(マーケティング/開発/営業など)
- 12:30〜13:30 ランチタイム(社員との交流会)
- 13:30〜15:00 グループワーク「新製品企画立案」
- 15:00〜16:00 グループ発表・フィードバック
- 16:00〜16:30 質疑応答・今後のキャリアについて
- 16:30〜17:00 まとめ・アンケート記入
3daysインターンシップのスケジュール例(マーケティング部門配属の場合)
1日目
- 09:30〜10:00 受付・オリエンテーション
- 10:00〜11:00 会社概要・マーケティング部門の業務説明
- 11:00〜12:00 マーケティングの基礎知識レクチャー
- 12:00〜13:00 ランチタイム(部署社員との交流)
- 13:00〜15:00 市場分析ワークショップ
- 15:00〜16:30 競合調査実践
- 16:30〜17:00 1日目振り返り・課題説明
2日目
- 09:30〜10:00 前日の復習・本日の説明
- 10:00〜12:00 消費者インサイト抽出ワーク
- 12:00〜13:00 ランチタイム
- 13:00〜15:00 SNSマーケティング実践(投稿案作成)
- 15:00〜16:30 グループワーク「プロモーション企画立案」
- 16:30〜17:00 2日目振り返り・最終日準備
3日目
- 09:30〜10:00 前日の復習・最終日説明
- 10:00〜12:00 企画のブラッシュアップ
- 12:00〜13:00 ランチタイム
- 13:00〜14:30 プレゼンテーション準備
- 14:30〜16:00 最終プレゼンテーション・フィードバック
- 16:00〜16:30 総括・講評
- 16:30〜17:00 修了式・アンケート記入
2週間インターンシップのスケジュール例(一部抜粋)
1週目:オリエンテーション〜業務理解期間
- 会社概要・配属部署の詳細説明
- 基礎知識のインプット・トレーニング
- 社員へのインタビュー・業務観察
- プロジェクト課題の提示
2週目:プロジェクト実践期間
- 実務体験(実際のプロジェクトに参画)
- 中間報告・フィードバック
- 最終プレゼンテーション準備
- 成果発表・評価
株式会社リクルートの「インターンシップ実態調査2023」によると、近年のインターンシップでは「実務経験」と「プロジェクト型課題解決」を組み合わせたハイブリッド型のプログラムが増加傾向にあり、参加学生からの満足度も高いことが報告されています。ディー・アップのインターンシップもこの傾向に沿った形式を採用しています。
メンター制度と学びのサポート体制
株式会社ディー・アップのインターンシップにおける大きな特徴の一つが、充実したメンター制度と学びのサポート体制です。学生が効果的に学び、成長できる環境が整えられています。
メンター制度の概要
インターンシップに参加する学生一人ひとりに対して、若手社員(入社2〜5年目)がメンターとして付き添います。3daysインターンシップでは各グループに1名、2週間インターンシップでは学生1〜2名に対して1名のメンターが割り当てられます。
メンターの主な役割は以下の通りです:
- 業務指導と相談対応
- 業務内容の説明や実務のサポート
- 疑問点や困ったことへの迅速な対応
- 日々の振り返りとフィードバック
- キャリア相談
- 業界や職種に関する質問への回答
- 自身の就活体験や入社後の経験の共有
- 学生の強みや改善点に関するアドバイス
- 社内コミュニケーション促進
- 他部署社員との橋渡し役
- ランチタイムや休憩時の会話促進
- チーム内での学生の意見表明サポート
学びのサポート体制
ディー・アップでは、メンター制度に加えて以下のような学びのサポート体制が整っています:
- 日報制度と振り返りミーティング
- 毎日の業務終了時に日報を提出
- メンターとの1on1で振り返りを実施(15〜20分)
- 翌日の業務の方向性と目標を確認
- スキル習得のための研修
- マーケティング基礎、プレゼンテーションスキルなどの研修
- 特に2週間インターンでは1日目に集中研修実施
- オンライン学習システムによる事前・事後学習の提供
- フィードバックの機会
- 中間フィードバック(1週間インターン以上の場合)
- 最終フィードバック(全プログラム)
- 360度評価(メンター、チームメンバー、上長からの多角的評価)
- 社員との交流機会
- 役員との座談会(2週間インターンのみ)
- 若手社員との懇親会
- OB・OG訪問の機会提供
文部科学省の「インターンシップの教育効果に関する調査研究」(2023年)によれば、メンター制度を導入しているインターンシップは、導入していないプログラムと比較して学生の満足度が平均30%高く、学びの深さにおいても有意な差が見られることが報告されています。また、メンター制度の導入により、インターンシップ参加後の当該企業へのエントリー率が約15%向上するという結果も出ています。
ディー・アップのメンター制度は特に手厚いことで知られており、インターンシップ参加者アンケートでも「メンターのサポートが充実していた」という回答が92.7%と高評価を得ています。
インターン参加者の体験談
マーケティング部門での体験
佐藤さん(マーケティングインターン・大学3年生) 「マーケティング部門では、SNS運用計画の立案から実際の投稿作成、効果測定までを一貫して担当させていただきました。特に印象的だったのは、自分のアイデアが採用され、実際のキャンペーンとして形になったときの達成感です。データ分析の重要性も実感し、Google AnalyticsやSNS分析ツールの使い方も習得できました。理論だけでなく、実践を通じて市場のリアルな反応を肌で感じられたことが何よりの財産です。」
山田さん(マーケティングインターン・大学院1年生) 「コンテンツマーケティングの領域で、SEO記事の企画から執筆、公開後の効果測定までを経験しました。最初は専門用語の多さに戸惑いましたが、先輩社員のサポートのおかげで、3ヶ月後には自分の担当記事がGoogle検索で上位表示されるようになり、大きな成長を実感しました。マーケティングはデータと創造性の両方が求められる分野だと学びました。」
商品開発部門での体験
中村さん(商品開発インターン・大学4年生) 「商品開発部門では、新しいWebサービスの企画段階から参加させていただきました。ユーザーインタビューの実施や競合分析を通じて、市場ニーズを把握することの重要性を学びました。特に印象的だったのは、週に一度のブレインストーミングセッションで、役職に関係なく全員が対等に意見を出し合う社風です。自分のアイデアが実際のプロダクト機能として検討されることもあり、大きなやりがいを感じました。」
伊藤さん(UI/UXデザインインターン・デザイン専門学校2年生) 「プロトタイプ作成からユーザーテストまで、製品開発の全プロセスを体験できました。学校では教わらない『なぜそのデザインが必要なのか』という本質的な問いに常に向き合い、機能性と美しさの両立を目指す姿勢が身につきました。メンターの方からは週に一度、ポートフォリオの改善点についてもアドバイスをいただき、デザイナーとしての総合的なスキルアップにつながりました。」
営業部門での体験
高橋さん(営業インターン・大学3年生) 「営業部門では最初の1週間は先輩の商談に同行し、その後は自分でも提案資料の作成や電話でのアポイント取りを担当しました。最も印象的だったのは、クライアントの課題を引き出すヒアリング力の重要性です。テクニカルな知識よりも、相手の本当のニーズを理解する『聴く力』が営業の基本だと学びました。インターン終了時には小規模ながら自分が主担当として契約を獲得できたことが大きな自信になりました。」
木村さん(営業サポートインターン・大学2年生) 「営業資料の作成やデータ分析、顧客管理など、営業活動の裏側を支える業務を経験しました。地味な作業に思えたデータ入力も、その後の戦略立案や成果分析に直結していることを知り、すべての業務に目的と意義があることを実感しました。また、社内の様々な部署との連携方法も学べたことが、ビジネスの全体像を理解する上で非常に役立ちました。」
インターンシップから本採用へ
インターン優遇制度
株式会社ディー・アップでは、インターン経験者を対象とした特別な採用制度を設けています。
- 優先選考権:通常の新卒採用より前に選考を受けることができる権利が付与されます
- 選考プロセス短縮:一部選考ステップ(筆記試験や一次面接)が免除されます
- 推薦制度:部署のマネージャーからの推薦があれば、さらに選考が優遇されます
- アーリーオファー:特に優秀なインターン生には、インターン期間中に早期内定が出ることもあります
インターン期間中の評価基準は、技術スキルだけでなく、チームへの貢献度や学習意欲、コミュニケーション能力なども含まれます。インターン中から積極的に質問し、自主的に業務に取り組む姿勢が高く評価される傾向にあります。
内定率と採用実績
株式会社ディー・アップの過去3年間のインターン経験者の採用実績は以下の通りです。
- インターン経験者の本採用内定率:約65%(通常の新卒採用内定率は約10%)
- 昨年度の新入社員のうちインターン経験者の割合:約40%
- インターン後の継続率:本採用された元インターン生の3年後の在籍率は85%(全体平均70%)
これらの数字からも、インターンシップが単なる経験ではなく、実際の採用と長期的なキャリア形成に直結していることがわかります。
キャリアパスの展望
ディー・アップでは、インターンから入社した社員に対して、以下のようなキャリアパスを提供しています:
- スペシャリストコース:技術やデザイン、マーケティングなど専門分野でのスキルを極める道
- マネジメントコース:プロジェクトリーダーや部門マネージャーとして組織をまとめる道
- クリエイティブディレクターコース:複数の専門領域を横断しながらプロジェクト全体の方向性を決定する道
入社後は半年ごとのキャリア面談を通じて、自分の適性や希望に合ったキャリアプランを上司と共に設計していきます。また、20代のうちに複数の部署をローテーションする「若手育成プログラム」も用意されており、幅広い視野と経験を積むことができます。
FAQ(インターンシップに関するよくある質問と回答)
Q: インターンシップと学業の両立は可能ですか?
A: はい、可能です。学期中は週2〜3日、1日4〜6時間程度の勤務形態が一般的です。テスト期間などの学業優先時期には、柔軟にスケジュール調整も行っています。遠隔勤務と出社を組み合わせたハイブリッド型も相談可能です。
Q: 専攻が異なる分野でのインターン応募は可能ですか?
A: 可能です。実際に文系学部からプログラミング部門へ、理系学部からマーケティング部門へなど、専攻とは異なる領域でインターンを経験している学生も多くいます。未経験分野へのチャレンジも歓迎しています。
Q: インターンシップ前に習得しておくべきスキルはありますか?
A: 部門によって異なりますが、基本的なPC操作スキル(Word、Excel、PowerPoint)は必須です。専門的なソフトやプログラミング言語は未経験でも構いませんが、自己学習の姿勢があると評価されます。オンライン学習サイトで基礎を学んでおくことをお勧めします。
Q: 遠方から参加する場合、交通費や宿泊費のサポートはありますか?
A: 交通費は月額上限2万円まで支給しています。遠方からの参加で長期インターンの場合は、提携の学生寮や社宅の紹介制度もあります(費用の一部補助あり)。
Q: インターン中の評価基準を教えてください。
A: 「スキルの習得度」「主体性」「チームへの貢献」「コミュニケーション能力」「課題解決力」の5つの観点から総合的に評価しています。2週間に一度のフィードバック面談で現状の評価と改善点をお伝えしています。
Q: 服装や勤務時の規定はありますか?
A: 基本的にはカジュアルな服装で構いません。クライアントとの打ち合わせがある場合のみ、ビジネスカジュアル程度の服装をお願いしています。就業時間は9:30〜18:30が基本ですが、部門や繁忙期によって変動することがあります。
まとめ・応募方法
株式会社ディー・アップのインターンシップは、実務経験を通じた成長と将来のキャリアパスを見据えた、学生にとって貴重な機会です。マーケティング、商品開発、営業など様々な部門での経験が、社会人としての基礎力とプロフェッショナルとしての専門性を同時に身につける場となります。
特に、単なる就業体験ではなく、実際のプロジェクトに関わり成果を出すことで、自己効力感と責任感を養える点が大きな魅力です。多くの先輩インターン生が実際の採用につながり、入社後も活躍している実績からも、このプログラムの質の高さがうかがえます。
応募方法
- 公式サイトからのエントリー: 株式会社ディー・アップの採用サイトから希望職種を選択してエントリーフォームに必要事項を記入
- 必要書類の提出:
- 履歴書(写真付き)
- 志望動機書(800字程度)
- 職種に応じた課題・ポートフォリオ(詳細は応募ページに記載)
- 選考スケジュール:
- 春季インターン:1月募集開始、2月選考、3〜5月実施
- 夏季インターン:5月募集開始、6月選考、7〜9月実施
- 通年インターン:随時募集・選考(開始は毎月1日または15日)
- 問い合わせ先: インターン採用担当:intern@d-up.co.jp
自分のキャリアに真剣に向き合い、実践的な経験を通じて成長したいと考える学生の皆さんの応募をお待ちしています。ディー・アップでのインターンシップ経験が、皆さんの将来の可能性を大きく広げるきっかけとなることを願っています。